バスは大丈夫か?

比嘉俊次

2013年04月15日 09:18

ご存知のように、私は基本バス通勤です

バス通勤者の方はご存知かと思いますが
「バスロケーションシステム」という
今どこにバスがいるか、便利なHPがあります

これは第一交通が数年前に導入し
便利なため今年4月から他のバス会社も
相乗りすることになったものです

そして4月・・・
「あれっ、バスの位置が表示されない
新しいシステムが間に合わなかったのかな」
と思いつつ2週間

さすがにおかしいと思って、問い合わせると
「新しいシステムは別アドレスですよ」との返事・・・

心配したような展開・・・なんで現・利用者に対してちゃんと知らせないのか?一応トップページの「お知らせ」に書いてあったが、複雑なシステムをいちいちトップページから入る人はいないのは利用していれば知っているはず。少なくとも、使わなくなった前のシステムにアクセスしたら、新しいアドレスを表示するぐらいはできるはずなのに・・・

全く残念なことだけど、バスは県や国が入って何かをやるたびに一番大切なはずの「現・利用者」を置いてけぼりにしている。モノレール開業時の路線変更もそうだったし、県が考えている「基幹バス」なんてのも利用者を考えていない

なぜか?「委員会」を取材してすぐに分かった。バスに乗らない人たちが集まって「電車のように」とか「あの街では・・・」と、沖縄の実情と関係のない机上の話ばかりだからだ

利用者視点で言わせてもらえば、第一交通が入ったのはとてもよかった。毎年のように「そうした方がいいよな」と思えるような路線調整をしている

私だってホンネを言えば車で通勤したい。雨の日は朝からスーツを濡らしてウンザリするし、暑い中・寒い中バスを待っているより車でラジオでも聞きながら通勤したい。何より私は運転が好きだ
でも!観光、生産効率、環境等々の面から「渋滞」は沖縄にとって本当に深刻な問題だと思う(でも、なぜか真剣に考える政治家はいないけど)。道を作るのには限界があるし、基本的に車を散らしているだけで、駐車場の問題などは解決しないのは現状を見てわかる通り
いろいろ言っても、公共交通を充実させる以外に渋滞解消の手段はないと思います。例えば大学だって駐車場の確保に悩んでいるのだから、もうちょっと真剣にかかわれば、まだまだ何割かは利用者を増やせると思うんですけどね・・・

関連記事