成約率減。沖縄大交易会の意義は?

比嘉俊次

2015年02月08日 21:33

福岡の「あまおう」に最高級イチゴの座を奪われた感のあった栃木が「とちおとめ」を超える新種で反撃!
「スカイベリー」という写真真ん中のイチゴ…でこぽんと比べると分かるけどデカい…とちおとめの1.5倍、普通のイチゴの3倍ぐらいある
もちろん甘くておいしい!

先日、沖縄大交易会の成果が発表された。商談成約率は19%→16%へと3ポイントほど下がっていた

関係者に理由を聞くと、「いや、去年と同じ商品の所はキビしかったみたいです…」。なるほど、確かに同じモノだと新しい契約は取りづらいだろう

でも、一方で契約額は2.7倍に急増している。前回、商談に成功して海外のバイヤーとの縁ができた業者が新商品(中にはよそから商品を仕入れて)を売り込んだりして、実績を上げたらしい。つまり明暗ハッキリ

沖縄大交易会がこれまでの商談会と違うのは沖縄の業者・商品だけでなく、日本全国の業者・商品も一緒に「売る」こと
強い「定番」を持っていても他県の業者は、どんどん新しい商品を出してくる。農産物も工業製品も一緒、改良と改善

世界に売るために、まず商品開発の勉強させてもらう。いい先生が国内には多い。沖縄大交易会の一番重要な意味はそこだと思う

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