2006年07月30日

岸本前市長の遺産

今月は「雇用」をテーマに取材していましたが最終回は名護でした

沖縄ビジョン「雇用の体制作り」をご覧下さい(動画は2週間の期間限定です)
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?blogid=4&catid=0&archive=2006-7-28

北部地域は普天間基地の移設に絡んでさまざまな振興策が行われてきました
ほとんどの地域は大きな箱物事業をやる中で、名護は「雇用」というものを明確な目標としていました

「名護に生れた人が、名護で生活し続けられる」
亡くなった名護市の岸本市長からラグビーの試合を観戦していた時に聞いた言葉です

岸本市長は「箱物だけではダメだ」というのを熟知しておられて、ITビルを作ると同時に
ヘッドハンティングも進めていたのが今実を結びつつあるわけです

岸本前市長は「行政マン」として非常に優秀な方だったと思います
郷土の名護を想う心にも曇りはなかったと感じます

でも、そんな方も「基地」に潰されてしまった・・・
「基地の重圧」「基地被害」=「爆音」という単純化された分かりやすい図式がありますが
「基地問題の本質はそこじゃないよ」と、基地の町に生まれ育った私は思うのです  
Posted by 比嘉俊次 at 11:58Comments(8)TrackBack(1)

2006年07月24日

なぜ久茂地にない!

久茂地で仕事をしていて不満を感じるのは



「ルートビアを売ってない」ってこと



大好きなんです、直訳すると「根っこビール」



ビールなのに酔わないし(当たり前か)



アメリカにはもっと薬草くさい(オレガノ?)ルートビアや



ダイエットルートビアがありましたが



ファンの皆さんご安心を  A&Wが一番です



しかし久茂地近辺には売ってないね



コンビニやスーパー結構あるのに  なんで? 



唯一あるのがパレット斜め向かいの「おきなわ屋」  ときどき買い出しに行っています



ルートビア好きでない人が多いのは知ってます 



特にA&Wに慣れてない県外出身者はそんな人多いですね



彼らは大体「げ、なにこれサロンパスみたいな味がする」なんて言いますから



すかさず「お前サロンパス飲んだことがあるのか!」とツッコミ入れてください



しかし・・・ルートビアって売っている店でも冷やされている確率低いよね すぐ飲めない



そんなルートビアに暖かい愛の手を差し伸べるファンクラブを作りましょう



入会資格は「A&Wでルートビア飲み放題だから、本当はSサイズで遠慮なくお代わりすればいいのに、
へんなぁだからMサイズを注文する人」ってのはどうでしょうか?         

  
Posted by 比嘉俊次 at 21:02Comments(27)TrackBack(0)

2006年07月21日

コールセンターのお仕事

今月は「雇用」をキーワードに取材しています

今週は「コールセンター」がテーマです
まずはVTR(沖縄ビジョン)を
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?blogid=4&catid=0&archive=2006-7-21

「コールセンター=クレーム処理でキツイ」というイメージがあると思います

確かに、そんな仕事もありますが、それ以外の仕事もたくさんあります
例えば、雑誌などに掲載される全国の映画館の上映スケジュールを作っている
コールセンターも沖縄にあります

コールセンター(正確にはコンタクトセンター)の仕事は
「電話を使うか、使わないか」「一般の客が相手か、企業が相手か」
「電話をかけるのか、待つのか」などでザッと分類できますが
要求される技術は「接客」であったり「営業トーク」であったり「技術的な知識」
「キーボード入力の速さ」「専門知識」だったりと仕事によって様々です

今回の取材はコールセンターの中が意外と知られていないことからスタートしました

コールセンターは個人情報を扱う部署も多いため、取材も制約が多く
その為、マスコミへの露出も少なくなり「なんとなく秘密主義」みたいになっているのも
悪い話ばかりを広げる原因になっていると思います

今回は、業界大手のトランスコスモスに無理を言って取材を受けてもらいましたが
興味がある方は是非、各社のHPなどもご覧下さい

仕事内容がバラエティに富んでいるため「採用形態(社員か契約か等)」「給与」「待遇」
「勤務時間」なども職種によってバラバラです。

是非、面接の際は確認を
失礼な聞き方をしない限り、面接のときに聞いても問題ありません

納得して入ってくれたほうが辞める確率が下がり、お互いの利益につながりますから

ただ、その前にHPで調べてね。HPに書いてあること聞くと
「こいつウチに興味薄いな」と思われてしまいますからね

まあしかし人には「適性」ってのがあるよね
新聞の切抜きは集中力のない私には電話対応よりキツイ仕事に見えたけど
求人が出るとすぐに埋まる人気職だとか

一連の放送が沖縄の雇用状況の改善につながればと思います

来週は「雇用」シリーズ最終回、変わりつつある名護をごらん頂きます  
Posted by 比嘉俊次 at 20:22Comments(2)TrackBack(2)

2006年07月17日

就職を考える

市町村合併が去年、県内でも多くありました

一番印象に残っているのは中城村と北中城村の合併話
結構進んでいたんです。元は一つの「中城村」だったのが、間に基地が入ったために
「北中城」と「中城」に仕方なく分かれたわけで、一つに戻るのは自然な成り行き

だから合併したら当然「中城村」になる(というか戻る)と思っていた

でも、名前を決める会議で、北中城側から「北中城が存在した歴史を消してはならない」と
「中北村」を主張する人がいたり、「新しい街(いやいや元に戻るだけでしょ?
と内心突っ込む私)には新しい名前」として「護佐丸市」を主張する人がいたり

結局、「一番問題が少ない」といわれた両村の合併の話は消えました

内部事情を話すと、財政が比較的良い北中城が嫌がったとか、沖縄市に近い北中城と宜野湾に近い中城では生活圏が違う、とか理由は色々あるようですが、まあ元は一緒でも60年も離れていると他人になるんだね、というのが結論

私の嘉手納町も元は北谷の一部だけど、いまさら「北谷になれ」といわれても困るな
今の嘉手納は北谷とのつながりは薄く、読谷との関係の方が強い

さて、ここからが本題ですが、元々関係の薄い市町村が合併した例もある
「うるま市(具志川、石川、与那城、勝連が合併)」がそうです

合併のメリットってなんだと思います?
私は「公務員の質の向上」が一番大きいと思います

複雑な法律や制度が張り巡らされた現代、市町村の公務員にも高度な専門知識が求められていますが、小さい自治体ではやはり人材確保が厳しいと思う

1万人の中から選ぶのと、10万人の中から選ぶのはやっぱり違う

さて、うるま市ですが、合併効果か国の制度をガンガン使って攻撃的な就職戦略を進めています。ご覧下さい↓
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?blogid=4&catid=4&archive=2006-7-14

あなたの街はどうですか?
すむなら住民のために働いてくれるところに住みたいよね

三位一体改革で苦しいなら自治体は「施設整備」「企業誘致」「雇用創出」のパッケージで
対抗し、税収を増やせなければいけません  
Posted by 比嘉俊次 at 19:39Comments(7)TrackBack(0)

2006年07月13日

意外な反応

お久しぶりです
別に面白い話もない、真面目なブログ?をごらん頂きありがとうございます

報告するのを忘れましたが、先週「建設業の雇用」というテーマで放送しました
まずは「建設業のリストラ加速」と「沖縄ビジョン」をご覧下さい(映像の掲載は20日まで)
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?catid=4&blogid=4&archive=2006-7-7

つまり、沖縄の雇用の12%あまりを占める建設業でリストラが加速しています
公共事業の減少と、落札単価の低下が大きな原因です

しかも、数字が出ているのは「県建設業協会加盟社(=業界大手)」に限られており
実際の雇用調整≒リストラは3倍程度になると見られています

あまりに暗い話ばかりなので放送では触れませんでしたが、
建設業での労働災害による死亡事故は半年ですでに6件(去年1年で7件)しています

コスト削減は、人と、人の命を直撃しています

「少しは明るい話がしたい」と建設業の異業種進出を取材したわけですが・・・

こんな大事なことをなぜかニュースで見かけないでしょ?

放送後、建設業協会からメールが来ました

やっぱりあんな放送したから「クレーム」かと思ったら「お誘い」

建設業の未来を考える座談会をやるのでパネリストとして参加して欲しい、とのこと

珍しい。こうゆうのは、当たり障りのない人を呼ぶのが通例だけど・・・

建設業界は本当に危機感を感じているんだね

あ、そうそう明るい話があります

グアムのモイラン副知事が来県していまして
「基地建設に沖縄の力を借りたい」とおっしゃっていました

普天間だけでなく、いろいろ持っていってくれるといいんですが
実は向こうは「水は軍が管理している」という困った問題があるそうで
軍人が増えると水不足がひどくなる恐れがあるとか

この辺はRBCの優秀な記者がいずれ取材して放送することになると思います

できれば自分がグアムに行きたいけどね

ちなみにモイラン副知事は、うまく行けば11月には州知事です

あ、それと今週も「雇用」をテーマに14日のライブiで「うるま市の取り組み」を放送します

これも、ひょんなつながりから掘り起こしたネタですが、他の市町村も手本にしてほしいなと


最後に全然関係ないけどビックリマンチョコっておいしいから買っちゃうけど
シールいらないんだよね
「この人、いい年こいてシール集めているの!」って思われるのも困るから
シールが入ってない、あのチョコサンドどっかに売ってませんかね?  
Posted by 比嘉俊次 at 16:49Comments(7)TrackBack(0)

2006年07月03日

ちょっといい話

すみません、お久しぶりです
気がつけば2週間あまり更新していませんね

あ、ちゃんと毎日のぞいていますよ

のぞいて、カウンター見て「こんなに見てくれている人がいるなら更新しなきゃな」と
思いつつ、いろいろありまして・・・

別に熱烈サッカーファンじゃないけど「日本の一次リーグ敗退」とかさ
おまけに、その次に応援していたアルゼンチンはPKで負けるし

こうなったらポルトガルにがんばってもらうしかない

さて、おそらく皆さんも長雨と、その後の照りつける太陽で参っているとおもいます

そこで、今日は取材で小耳に挟んだちょっといい話集


右の写真はみなさんおなじみのさんぴん茶(ジャスミン茶)


以前から沖縄で愛飲されていたさんぴん茶ですが


こうして缶ドリンクになったのはここ15年ほどの話


依然は「さんぴん茶」なんてお金出して買う人いるか


ということで、製品化されていなかったのです。


実際、いくつかのメーカーが「ジャスミンティー」というおしゃれな名称で売り出したものの


消えてしまいました。ましてや「さんぴん茶」では・・・ということです


でも、これに挑戦したのが沖縄ポッカの水田(みずた)という社長さん


「沖縄でこれだけ愛飲されているし、美味しいし」ということでさんぴん茶の缶ドリンクを製品化したものの・・・周囲の予想通り、反応薄。つまりあまり売れなかった。


普通なら「やっぱりお金出してさんぴん茶を飲む習慣はまだないね」で話が終わる所を水田社長はがんばった


社長自らさんぴん茶のケースを抱えて空港で客待ちしているタクシーの運転手に飲んでもらった(サンプリングといいます)。もちろんタクシーだけじゃない、ありとあらゆるところでポッカのさんぴん茶を飲んでもらい「お金を出すに値する味」というのを時間をかけて作り上げていった


「今、ポッカ以外からも多くのさんぴん茶が出ているけど、やっぱりあの時汗水流して沖縄のお茶(さんぴん茶)を広めた社長は偉いよー」とタクシーの運転手さんから聞いた話


後日、水田社長に直接確認したところ「つらかったね」と一言


土着のお茶っぽいイメージのあるさんぴん茶だが、裏には本土出身の社長の努力があったのです


実は、マスコミなどで紹介されることはありませんが、ドリンク業界をいろいろ取材してみると「沖縄びいき」が多い業界ということを発見しました


思いつくままにあげてみると


伊藤園は沖縄バージョンのゴーヤー入りの「充実野菜」や、スポーツドリンクを作ってくれているのはご存知の通り

コカコーラなどは業務の効率化のため全国的に工場の集約を進めていて、当然、小さく効率の悪い沖縄工場は閉鎖の予定だったのですが「雇用確保」「地場産業維持」のため採算度外視(外資系の会社がですよ)で沖縄工場存続。ついでにアップルティーも沖縄でしか売れてないが沖縄のために継続生産しているとか(おいしいよね)


あと、カルピスも「沖縄限定」のシークワァーサーやパイン味のカルピス(ちなみにシークワァーサーグヮー、パイングヮーという少しひねったネーミングです)を出しています。更にありがたいのは、この沖縄限定は他府県にも出荷されていますが、直(ちょく、つまり沖縄カルピスから他府県へ直接販売)ではなく、間に必ず沖縄の問屋を入れて、沖縄にお金が落ちるようにしてくれています


いい話だけど知らなかったでしょ?


あ、それからペプシ・サントリー連合は沖縄の素材を使った酒類を全国に販売した、ということで県から表彰状ももらっていますよね


私が直接知っている話だけでもこれだけあるんです


つまり何がいいたいかというと「沖縄って愛されているなぁ」ってこと


でも沖縄はどうだろう?


稲嶺知事は「沖縄のためにいろいろ尽力してくれている方がいるのに、沖縄は感謝が足りない」と時々口にします。同感です。


もちろん、私は「県産品愛用」とまでは言いませんが、県産品優先しようは実践しています。これは後ろ指をさされることはありません


でも、県外資本の企業でも、中には県内企業以上に沖縄を意識してくれている会社があることを時々は皆さんも自動販売機の前で思い出してください


後は県内企業の県外資本企業に負けない「地元還元」を期待しましょう

  
Posted by 比嘉俊次 at 21:14Comments(6)TrackBack(0)