2006年04月29日

連休にカジノについて考える会

このブログにはアメリカのことについては小馬鹿な話ばかりですが
一応、アメリカ政府のご招待で行って来たので見るものは見てきました

今日はちょっとマジメなお話をさせてください

今回のアメリカ訪問のテーマの一つに「カジノ」をリクエストし、米国政府も
これを快く了承して、カジノの経営者、ジャーナリストなどに会わせてくれました

その中で最も参考になったインタビューはカジノにも詳しい観光開発のプロ
トーマス氏のコメントだった
きのうライブiでリポートしたので、まずご覧頂きたい(動画を見られるのは2週間)
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=4944

カメラはすべて私の撮影なのでアングルがおかしい等はご容赦下さい

さて、カジノです
皆さんは、沖縄にカジノを造るべきだと思いますか?

私はアメリカに行くまで「よく分からん」というのが正直な所でした

何度かカジノに関する講演会や論戦を取材してもピンとこない

帰ってきて理由が分かった。「論点が整理されていないから話がボヤけるのは当然」と
実際にカジノを見て(実はオーストラリアのカジノも見たことがあるが、客としてみただけ)
カジノに対する答えが出たかと言うとそうではないが、考え方はまとまった

勘違いして欲しくないのは私は別に「カジノ推進派」ではない
これは沖縄の観光≒経済に影響することなので県民全体で決めるべきこと



アメリカに行き、資料は多くそろえたが、私はハッキリ言わせていただけない場所には
参加しないので、おそらくカジノをめぐる議論には推進派にも反対派にも呼んでもらえ
ないと思う

だからブログに取材メモのポイントだけでも残しておきます

今後、カジノをめぐって県内でも論戦が高まってくると思うが、何事も話は単純じゃない
単なる憶測に基づいた「いい」とか「悪い」で結論が出されないよう県民のチェックを期待したい



沖縄におけるカジノ設置の是非をめぐる論点メモ

・カジノの収益は地域社会に貢献する
→確かに地域に税収が入る仕組みなら、そうなる。だが、一方で警察力の強化や
 交通渋滞解消のための道路拡張など新たな出費もある。雇用の創出にはつながる
 と思うが、福祉などまで予算がまわせるのか?
 カジノを造った場合の財政への貢献度は税率、財政ルールにもよる

・カジノ自体でも多くの雇用がある
→たしかに多くの雇用は望める。ただ気になるのはアメリカ先住民の失業対策のために
 造られた、いわゆる「インディアンカジノ」では先住民は望めば働ける権利が与えられて
 いるのに、カジノ内で働いている人は少ない。多くはカジノからの収益で運営されている
 自治政府で働いている。理由はよく分からない
  以上のことから、先住民の居住区に造られたカジノだが、働いているのはほとんどが
 非先住民となった。つまり、地域社会の構成が変った。このことがもたらす地域の変化、
 移住者と先にいる人たちの価値観の違いなどから来る摩擦など、社会的なコストも無視
 できない



・カジノを造れば観光客が増える
→不明。アメリカで流行っているカジノは基本的に人口集積地に近く、「車で来られる」が
  基本となっている(3時間程度)。ニューヨークに代表される東部の人口密集地にに近い
  アトランティックシティ・ニューロンドンが典型。客のほとんどが車やバスで来る。
  「砂漠の中」と形容されるラスベガスでも客の半分は陸路。空路のみの沖縄ではどうか?
  アメリカではほぼすべての州にカジノがあるが、ハワイは常にカジノの進出を断り
  続けている
。これはインタビューの機会がなかったが、分析の必要があると思う。
  また東京にも同時にカジノが出来た場合、わざわざ沖縄に来てまでカジノに入る
  人がいるのか?おそらく資金力からして東京と沖縄のカジノはディズニーランドと
  子供の国ぐらいの差(いい意味でも悪い意味でも)が出るし。
  カジノが観光客の時間と金を吸い上げることによる周辺の既存の観光施設への
  影響
も忘れてはいけない
  ただ、夜と悪天候時にアトラクションがない沖縄観光の弱点を補完できる可能性大
  カジノはいらないからショーだけ、という声もあるかと思うが、カジノの収益なしに
  そうしたショーが成り立つかは不明



・カジノを造っても対策をすれば犯罪などとは関係ない
→確かにアメリカのカジノは犯罪対策が行き届いているようだった(苦労したらしいが)。
  深夜、ビデオカメラを持ってカジノホテルが途切れる少し暗い場所などを独りで歩いて
  しまったが問題なかった。危ない、と感じる所もない。ニューロンドンで地元新聞社
  のスタッフに聞いても「犯罪対策は上手くいっている」と話していた。
  ただ、ラスベガスの風紀は悪い。風俗関係のチラシが氾濫している。アメリカの
  観光地はだいたいどこも住宅地と分離されているのでまだいいが、沖縄でカジノを
  造るとなるとどうだろう?今ですら風俗関係のチラシが那覇の一角では氾濫している
  と言うのに、更に対策ができるのか?



・すでにカジノは世界中にある。いまどき常識だ
→世界中にあると言う事は陳腐化の可能性も高い。実際、オーストラリアで見たカジノは
  活気がなかった。カジノがあることによる観光メニューの強化とどっちがメリットか?
  すでにマカオではアメリカ資本による1兆円規模の投資が行われており、3年後には
  ラスベガスを越える、といわれている。近くにそんなすごい物が出来て、沖縄のカジノは
  コンセプトを打ち出せなければ埋没するだけだろう


 

・コンセプトこそが最大の問題
→実際に世論が「沖縄にカジノを造ろう」と一致しても、実はその後に最大の問題がある
 どんなカジノを造るか?だ。沖縄のイメージダウンになるカジノは論外。
 ラスベガススタイル(娯楽路線)はマカオがある。東京にも対抗できないはず
 ヨーロッパスタイル(社交場)は「リゾート地にタキシード持ってくるの」という問題
 社交場なら東京にあれば事足りるという見方もできる
 つまり、東京にも同時にできるであろうカジノにどう対抗できるかが問題になろう
 新たな「オキナワンカジノ」と言えるほどのアイディアはあるのか?
 これをクリアできなければ犯罪対策うんぬんの前に沖縄にカジノを造るメリットは薄いのでは?
 また、アメリカ先住民のために作られたカジノもほとんどは非先住民が経営
 しているようだ。これはカジノの運営に多くのノウハウがあるから。ギャンブリングオペレーター
 と呼ばれるカジノ業者の協力なくしてはショーや一流レストランを備えた「カジノリゾート」の
 運営は難しいのかもしれない


以上


皆さんは上記の論点を読んでどうお感じになりましたか?
繰り返し念を押すが、私はカジノそれ自体に賛成でも反対でもない
重要なのはカジノの一般論ではなく、実際に沖縄に造った時の経済的・社会的メリット

「沖縄にカジノがあったら?」・・・アメリカで見て、話を聞くうちに逆によく分からなくなった
研究が必要。そして県民全体で議論を磨いていかないといけないと思う


カジノはチャンスか?落とし穴か?


アメリカにはカジノはいくらでもあるが、成功している所は少ないのでは?
もともと観光資源が無い所が起爆剤と期待している例が多いのだが、これで観光地として
日本でも知られているのはラスベガスだけ。ラスベガスも最近ではコンベンションに注力

とにかく、後で「造っておけばよかった」「造らなければよかった」と思うのが最悪
完全な問題解決は望めないにしても、議論したうえなら後悔せず、納得もできる

だが、県は「議論が割れているから」と静観している・・・
議論が分かれているから、県民がカジノについて十分な情報を持っていないからこそ
県が率先して情報を収集し、県民にカジノを考える判断材料を示すべきなのに
本気で観光立県を目指しているのか、県外から疑問の声が出るのはこのあたりだ

政治家の間でも深い議論がないですね

とにかくトーマス氏のようなカジノを知り、さらに広く「観光」を見る(彼の観光理論もまた明快だった。
読者のリクエストが多ければインタビューメモを後日掲載します)プロのアドバイスが必要だね

最後にお願い
青字で書いてあるポイントについてご存知の方があれば書き込みお願いします

  
Posted by 比嘉俊次 at 18:10Comments(10)TrackBack(1)

2006年04月23日

よかったよ かなり

テレビCMでおなじみの「コラソン」に行ってきました
今ハヤリのスパってやつです

ちなみに、この「コラソン」EM研究機構が運営しているスパでEMホテルに施設の一部です

そう、あの北中城の丘の上、シェラトンホテルの跡地に建つ自動車道から見えるアレです

実は去年、改修工事が始まったときココを取材しています
「こんな古い建物をどうするか見てやろう」という魂胆で取材しました

取材した時はちょうど強度検査の最中で、あちこち鉄筋がむき出しになっていいましtが
びっくりしたのは旧シェラトンホテルの建物、相当頑丈です

普通、鉄筋って鉛筆程度の太さですが、シェラトンの鉄筋はなんというか
マルハソーセージぐらいの太さ!なんでも、アメリカ軍の基準で作られているとか
シェルターにでもするつもりだったのでしょうか・・・

とはいえ、基本設計が古い建物、改修するより、壊して、いまどきのマンションのように
鉄骨で作り直したほうが時間も経費も削減できます

でも、EMの方が言うには「壊すとすべてコンクリートのごみになります。EMを使えば
これを壊さずにコンクリートを延命させることが出来ます」

それじゃ、どのくらい再生できたかと見に行ったら・・・見違えるほどになっていてびっくり
この築30年を近いコンクリート建造物が更に10年、20年持つなら大したものです
しかし県営団地が築20年そこらでくたびれるのはなぜ?

で、ついでぐらいの気分でスパの「コラソン」に行ってきました
海外のホテルでは安いということでスパを体験したことがありましたが
正直言って「別に」というのが実感でした

でも、ここは正直いいね かなり

1800円でスパ(もちろんサウナ付き)だけでなく岩盤浴もセット
しかもかなりキレイだし 景色はいいし 

よく女性用のエステにある大きなカプセルも置いてありました
一度入ってみたかったけど、やっぱりエステにいくのは抵抗があったので
このチャンスに初体験・・・これを女性だけに使わせるのはもったいない
調子に乗ってオイルトリートメントも体験・・・
こ、これはマッサージとはぜんぜん違う、思わずよだれたらして寝てしまった
詳しくは初枝さんのブログが詳しいのでご参考に
http://tudomamatsueha.ti-da.net/e741256.html

でも、一番何が感心したかって、従業員のレベルの高さ
これなら県外の人にも紹介できる

スパは4時間以内ですが、注意しないといけないのはランチ
ホテルの方のランチバフェはヘルシーメニューで人気がありすぎで
週末は入れないときがあります(私は3回は入れなかった)
予約を入れることをオススメします

ちなみに、夜は夜景がきれいなので窓際の席を予約するといいでしょう

あ、それと最近は北中城村役場前の通りは混む確率が高いので
330号線の屋宜原、高架橋下の信号から入っていくことをオススメします  
Posted by 比嘉俊次 at 11:40Comments(6)TrackBack(0)

2006年04月13日

褒めてつかわす

春です

繰り返しますが、春は交通安全習慣と整理整頓の季節です(私的には)!

実は、私は会社で机を2つ持っていました(違う階に1つずつ)

でも、退去命令が出て机を一つに統合することになりました

そこで、机を整理していると出るわ、出るわ「お宝」が

 
  実は私、個人的に表彰制度を設けていまして


 コンビニで買って、おいしかったチョコは


 その名誉と、開発者の苦労を称えて


 デスクマットに保管しています


 写真の包み紙がそれね 名誉なことです


 「コンビニ チョコ殿堂入り」褒めて使わす


 それから右下のアイスクリームのスティックは


 全部「アタリ」です


 


「1本あたり」から「3本あたり」「1000円分あたり」という珍しいものもあります


時々、会社の同僚に自慢すると


「交換しないの?」とよく聞かれるんですけど、ここが私の独特の事情があるところで


私は、よく財布を忘れます。 家に、バスに(去年バスに3回でも毎回必ず戻ってくる!)


それで「アイスクリームが食べたい!」と思ったときに財布がなくて往生した経験があり


それ以来「常にアイスクリームを食べられる体制作り」ということでアタリをキープしています


でも、貧乏性って貧乏なのは、このアタリもう使えないんだよね


気がつけば今「アタリ」ってないでしょ 


そりゃそうだよね 古いのは5年ぐらい前のだもの 


こうなったら博物館行きを目指してキープし続けます


ところで、皆さんアイスクリーム好きですか?


同僚の宮城麻○子女史は「そんなに・・・」といっていましたが


それは人生の幸福の約30%を自ら放棄しているようなもの では、いったい何が楽しくて・・・


懸命な読者諸氏はくれぐれもそんなことがないように!

  
Posted by 比嘉俊次 at 18:50Comments(11)TrackBack(0)

2006年04月11日

春ですね

春ですねみなさん

と、言っても沖縄は春を通り越して初夏の雰囲気(沖縄には若夏というしゃれた言葉もあります)ですけど
まあ、気分的には春ということにしておきましょう

みなさんウキウキですか?


そりゃ良かった

春、皆はなんか楽しそうなのに 私にとってなぜかついてない季節なんですけどね



どうでもいいけどさ


さて、春といえば整理整頓の季節(私だけ?)


またたまった本を売ってきました


写真のダンボール3つ分でした


総額5千円  買った値段は3万以上なのに!


書いてある中身は一緒なのに


どうしてこんなに安くなるんでしょうか?


ま、それよりも4月ですよ


本土でこのブログを読んでいる方も多いし、心機一転新年度でなにかやりたいと


お考えの方のために今日は一言


「沖縄の歴史を知りたくない?」


別に知りたくないよね。正直言ってそうだと思う。少なくとも私はそうでした


そもそも「歴史」というものを知る「意義」が全然わかんなかった。


「終わったこと勉強してどうするの」とずーっと思っていたので沖縄の歴史はもちろん世界史も私は全然知らなかった。


だけど、ある日勉強することになったんですね


私は大学1年次のとき、とあるホテルでバイトをしていたのですが

  
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Posted by 比嘉俊次 at 23:54Comments(3)TrackBack(0)